日本芸術高等学園

日本芸術高等学園は、エンターテイメント業界で活躍する人材を育てるための芸能、芸術の高等専修学校です。芸能活動と学業を両立して学べる場とし、感動の教育、品格の教育、変革の教育という3つの理念で教育を行っています。40年以上の歴史を誇り、卒業後の進路や就職先へのサポートも手厚くなっているため、生徒一人ひとりが望む職業への支援体制も整っています。自分の「好き」や「才能」を「未来」へつなげる架け橋となる学校となっています。

芸能活動への全面協力

日本芸術高等学園は、芸能活動を応援するためのさまざまな工夫があります、ここではどのようなものがあるのかを紹介していきます。

芸能実習制度

授業カリキュラムの中には、「芸能実習単位」というものがあります。平日であっても、何かに出演したり、オーディションを受けに行くことも単位として認め、応援するというものです。

そのため、芸能活動による欠席や早退、遅刻なども単位として認めてもらえる「芸能実習制度」により、学業との両立が可能になります。どちらも学んでいきたいという方には特におすすめです。

芸能プロダクションとのつながり

日本芸術高等学園は、芸能プロダクションとのパイプがあります。そのため入学した後、希望者は日本芸術高等学園が指定する芸能プロダクションへの紹介も可能となっています。

平日でも学校のことを気にすることなく、芸能活動のチャンスを掴むことができることはとても魅力的です。また業界はつながりがとても大切のため、芸能プロダクションとの連携があることは、自分をアピールできる場であると同時により信頼の置ける事務所を選択できる可能性が広がります。

日本芸術高等学園の生徒の中には、オスカープロモーションや劇団東俳、劇団ひまわり、スターダストプロモーションなど大手有名プロダクションへ在籍している人もいます。互いにいろいろな情報を交換することや現場の生の声を聞くきっかけにもなるでしょう。

授業内容について

日本芸術高等学園は、一般教科と実技教科を学んでいきます。ここではジャンルとともに一覧にして紹介していきます。

一般教科

英語、国語、社会

実技教科

・演技:演技の他に殺陣やアクション、声優演技などを学びます。

・音楽:ボーカルやミュージカルソング、声楽、そしてギター、ドラム、キーボードなどの楽器、作詞法、音楽理論などを学んでいきます。

・ダンス:ジャズダンスやコンテンポラリージャズダンス、ヒップホップダンスやバレエ、タップダンスなど基本となるダンスからさまざまな分野のダンスを学んでいきます。

特別授業

エンターテイナーとして必要な総合的な力を学ぶ目的として、年に数回、「芸能に特化した」授業があります。「著作権管理」や「オーディション対策」などを学んでいきます。

ジャンル

ダンサー:ダンス初心者でも可能で、基礎から応用まで多様なジャンルのダンスを学んでいきます。

ミュージシャン:ミュージシャンになるための作詞、作曲の知識やギター、キーボードなどの演奏技術など基礎から応用までを学んでいきます。

女優、俳優:舞台やテレビ、ミュージカル、映画などの映像演技や舞台演技のどんなジャンルでも対応可能な技術や表現力を学んでいきます。

声優:声の表現力を広げるために、呼吸法や発声方法、滑舌や発音の技術や知識を学んでいきます。

エンターテイナーに必要な技術や知識を学ぶとともに一般教科としての学びもあり、自分を総合的に高めていくことができる授業内容であると言えるでしょう。やりたいものとやるべきことにとことん追求できる環境が整っています。

楽しめるスクールライフが盛りだくさん!

日本芸術高等学園は、学生としてのスクールライフも充実しています。ここではどんな年間行事や部活動があるのかなどを紹介していきます。

部活動

日本芸術高等学園の部活動は他の学校にはない多様なものばかりです。関東大会に出場している演劇部や、「フラガールズ甲子園」での優勝を果たしているフラダンス部、大会やイベントに参加している殺陣部、アクション部、各行事の縁の下の力持ちである裏方部、テーマパークダンス部、Song&Dance部など個性豊かな部活動がたくさんあります。

年間行事

文化発表展
9月に行われる、日々の授業の中で学んできたことを披露するイベントです。部活動や個人、各クラスごとの「クラスパフォーマンス」などのでグループを組み、いろいろなパフォーマンスを披露していきます。ダンスやバンドなどバラエティ豊かなステージが繰り広げられます。

卒業感謝祭
お世話になった先輩や家族、講師の方に感謝を伝えるイベントとして開催されています。1、2年生は3年生へ、3年生は家族や講師の方へ今までの成長を卒業式の前月、2月に開催されます。

制服

日本芸術高等学園は、リボンやネクタイが5種類から選べることやセーターも3色から選ぶことができ、そこから自分好みにチョイスすることができます。スカートやズボンは紺のチェック柄で、春夏は白に黒いラインの入ったポロシャツ、秋冬は金ボタンの紺ブレザーというデザインです。

他の学校では経験できない部活動や行事がたくさんあることは魅力の一つです。また制服も自分好みに、オシャレに着こなすことが出来ることは学校を選ぶ上で重要な項目の一つでしょう。

出願について

それでは最後に、出願の概要についてお伝えしていきます。入試のコースは推薦入試と一般入試があります。

・募集定員:60名(編入生は若干名)

・入学試験

推薦入試:英語、国語、社会の学力試験(各50分)と面接試験
出身中学からの「推薦書」または、所属プロダクションからの「プロダクション推薦書」、または両方の推薦書を提出します。「推薦書」は調査書の9教科の評定合計が27以上の成績水準を満たすことが必須です。

一般入試:英語、国語、社会の学力試験(各50分)と面接試験

・入学検定料:22,000円(税込)

・出願書類
一般入試は、入学志願票(写真貼付)、振替払込受付証明書(入学考査料を所定の用紙にて振込、入学志願票に貼付)、出身中学校調査書(出身中学校所定)、保護者所見書です。推薦入試は上記の書類と、推薦書やプロダクション推薦書です。

日本芸術高等学園の費用

日本芸術高等学園の費用について紹介します。入学金は15万円、初年度のみにかかる後援会入会金1,000円、スポーツ振興災害給付制度掛金は約 6,000円です。

授業料は60万円、教育設備拡充協力金20万円、教材及び実習費12万円、後援会費1万8,000円となっています。そのほかに制服代金として約11万円、Tシャツ・ダンス系シューズなどが約 3万5,000円、修学旅行費用は約12万円が必要です。

学費のサポートとしては、高等学校等就学支援金が所得に応じて年額11万8,800円から39万6,000円が給付され、授業料軽減助成金として授業料の一部が助成、ほかにも奨学金や教育ローン、そして指定学生寮などが用意されています。日本芸術高等学園は後援金なども必要となる点がほかの芸能学校とは異なる点だといえます。

まとめ

日本芸術高等学園について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。エンターテイナーになりたいという夢を応援しながら、学業の両立が図れるという点は最も魅力的な点でしょう。

また授業内容もそれぞれの進みたい道の基礎から応用まで学べて、それを披露する場があるというのは目標が定まり、生徒のモチベーションアップにもつながります。卒業後の進路もさまざまな道があり、保護者からしても安心して学べる学校と言えるでしょう。

日本芸術高等学園を利用した方の口コミ・評判を集めてみました!

本格的に芸能活動をしている人が多い

日本芸術高等学園の卒業生です。
うちの学校は授業の中に演技とかダンス、音楽の授業があるのが特徴です。
それから、芸能活動をしている生徒が多いです。
自分の周りにも、舞台に出たり映画に出たりしている子が結構いました。
自分は大学に進みましたが、そのまま芸能活動している友達もいます。
茶髪はダメとか厳しい校則もあったけど、結構楽しかったですよ。

引用元:https://chiebukuro.yahoo.co.jp/

→すでに芸能活動をしている人も通っている芸能学校であることがわかります。舞台や映画など演技の仕事を目指している方が多い印象ですね。

卒業後の進路としても大学に進む人もいれば、芸能活動をそのまま続けている人もいるため、本格的な芸能活動を行っていきたい方にもおすすめの芸能学校だといえるでしょう。