自分に合ってる?体験レッスンでチェックするポイントと注意点とは?
東京では芸能活動にプロとして取り組んでいくためのカリキュラムを組んでいる芸能学校がたくさんあります。それぞれが独自性のあるカリキュラムを用意していて、学べる内容にもかなりの差があり、体験レッスンを利用するとその良し悪しを見極めることができますが、どんなポイントをチェックすると良いのでしょうか。
まずチェックするべきなのはわかりやすさ
芸能学校に通って何を学びたいと考えているかは人によって異なりますが、自分が是非とも習得したいと思っているスキルを確かに体得できることを重視しましょう。発声や歌、ダンスなどさまざまなスキルを習得できるコースやカリキュラムが用意されていて、学校ごとにどの分野に強みを持っているかが異なっています。
その調査をして体験レッスンを申し込む学校を選ぶのがまず重要です。そのうえで、本当にわかりやすいレッスンを受けられるのかを実際に確認してみるようにしましょう。説明が丁寧で具体性があるか、実演をしてもらえるか、問題点をわかりやすく指摘して速やかに改善を促してくれるかといった点がチェックすべきポイントの代表例です。
特にスキルを言葉で説明して他の人に理解してもらうのはとても難しいことなので、説明を受けて自分なりに解釈して実践してみたら確かにうまくいったというのであれば大きな魅力があると考えましょう。多少わかりにくかったとしても少し試行錯誤をすれば問題を改善できたという場合にも候補にしてみるのが賢明です。
客観性よりも主観を重視して評価しよう
体験レッスンを通して芸能学校でのレッスンの良し悪しを評価しようと考えると客観的に見てみようとしてしまいがちになります。しかし、本当に芸能のプロとして活躍できるようになっていきたいのであれば個性を重視して成長できるようにするのが肝心です。
客観性を重視して評価してしまうと誰もが持つべきスキルを習得するのに適していることを高く見てしまう傾向があります。実際にはその基礎的な内容はあくまで足場になるものであって、本当は個性を伸ばせるようなレッスンをしてくれるところを高く評価することが必要です。
芸能分野では自分の個性を理解し、いかにして育むかを考えて努力を重ねてきた人が成功しています。そのためには主観を重視して体験レッスンでどんな印象を受けたかをよく考えることが欠かせません。たとえ客観的に理由を説明できなかったとしても、このレッスンを受けて良かったと感じられたなら魅力のある芸能学校だと捉えましょう。
このような感性を重視して選ぶことで自分に合っているレッスンを受けられる学校に通えるようになります。
注意すべきは実際との違いがあるか
体験レッスンに参加するときに最も注意しなければならないのが、基本的にはその芸能学校に入学してくれる人を増やすためのサービスになっていると念頭に置いておくことです。自分に合っているかどうかを見極められるようにするためにサービスとして無料でおこなっている場合が多く、たとえそのレッスンを受けた後に入学しなくてもペナルティーはありません。
芸能学校側としてはレッスンを無料で実施して入学してくれる人が確保できなかったら赤字になってしまいます。そのため、通常のレッスンよりも手厚く、丁寧な形で実施することにより魅力を感じてもらおうとしていることも珍しくありません。実際のレッスンとの違いがあるかは注意しておかなければならない点でしょう。
その違いがどのくらいあるかを評価するためにはその芸能学校に通っている人に聞いてみることが良い方法です。体験レッスンの後には在校生と交流できる機会が設けられていることがあるので有効活用しましょう。そのような機会がない場合には帰りがけに登下校中の人に声をかけて話を聞いてみるのが無難な方法です。
芸能学校に通ってスキルを習得するためには自分に合っているレッスンを受けられるところを選び出すのが大切です。
体験レッスンを受けて良し悪しを判断する場合にはまず説明や実演がわかりやすいかどうかを見極めるようにしましょう。一般的には客観性のある評価軸を設けて考えるのが重要ですが、芸能分野では個性を伸ばせるようにするために主観も重視することが必要です。たとえ理由を説明できなかったとしても直感的に良いレッスンを受けられたと感じたら候補にしましょう。
実際に受けられるレッスンは体験レッスンとは様相が異なる場合もあるというのが注意点で、きちんと評価したうえで決める必要があります。実際に通っている人の声を参考にしてみることも忘れないようにしましょう。