芸能高校を目指す子どもに親ができるサポートとは?

公開日:2020/06/01  最終更新日:2020/06/02

高等学校で通常学ぶ知識をしっかりと学習できて、さらに芸能界で活躍をするために必要な知識と技術を学ぶ芸能学校を目指して、親がかわいい我が子にできるサポートはいろいろあります。受験を見事パスするために、勉強に十分専念できる手助けができるのは、ある意味保護者の特権です。

ベストな体調を維持する手助けができます

輝く芸能界での活躍を夢見て芸能高校を目指すことになる子どもにとって、受験に向けて体調管理をすることはとても重要です。一般高校と同じように、心身のコンディションが良くない状態では、最大級の力を発揮することはできません。

そこで親ができるサポートの一つは、子どもの体調をベストに保つお手伝いをすることです。基本的に良い状態を維持するためには、本人の日頃からの生活習慣やおこないが重要ですが、プラスして助けることができます。

室内なので勉強時間は長くなりますから、空気の乾燥で喉にダメージを与えないよう、加湿器を入手したり掃除して常に清潔に使えるようにするのも良い方法です。本人に常に綺麗な状態で使うよう口頭で伝えても、受験勉強に取り組むのに忙しくて後回しになり、カビや汚れの多いままで使っては元も子もありません。

無理にやらせるよりも、時々加湿器の清掃をしたりするなど、ちょっとした手助けをしたほうが効率的です。また喉を保護するためにも、マスクなどのストックも家に保管をしたり、バイキンから守るためにも消毒を使用することもできます。

健康状態を良いものとするために、免疫力を高めるのも大事です。腸内をベストな状態にするのは、免疫力向上には欠かせませんので、食事やおやつにヨーグルトやショウガなどを使うこともできます。

学校や友人のことなど悩みは耳を傾けます

夢の実現に一歩近づく芸能高校ですが、無事に入学をするまでにはストレスを感じることも多い時期です。学校での成績のことや芸能高校へ入学してからの不安、友人関係でのトラブルなど、些細な悩みを抱えるケースは少なくありません。そこで親の出番であり、些細なことにも悩みやすい10代ですから、安心を与えるためにも話を聞いてあげることです。

つい上から目線でお説教をしたり、押さえつけるような言い方になってしまうこともあるのが大人ですが、悩みはひたすら否定しないで黙って聞いてあげます。本当にアドバイスを求めることもありますが、意外と誰かに聞いてもらいたいだけで答えは自分の中にあることも多いです。

途中で口出しをしたり否定したりはしないで最後まで聞いてもらえると、聞いてもらったほうがすっきりしますし相手を信用します。ティーンエイジャーよりもずっと長く生きてきた大人だからこそ、躓いたときのアドバイスができますが、解決をしようとする必要はなく、とにかく聞き役に徹してあげることです。

自分自身で芸能界を目指す目標を決めたのですから、無理だといってバッサリ切らずに応援をしてあげます。口先だけではなく勉強にも取り組むはずなので、コツコツと積み上げる努力を肯定してあげてひたすら温かく静かに応援をしてあげることです。

おいしく栄養の良い食事を用意してあげることです

日々の活力になるのが食事ですが、芸能高校を目標にしてがんばる子どもに、おいしい食事を用意してあげるのも、親ができるサポートです。受験勉強に必要な勉強に取り組むことで、それだけ今までよりも遊ぶ時間は減ります。

自分の描いた夢をかなえるためなので、遊びの時間はぐっと減りますが、何も楽しみがないのはさみしいです。人間にとっての幸福な時間の一つは食事であり、食べ物が目の前にあるだけでも人との会話は和みますし、おいしいものを食べると人は幸せを感じます

たんに嗜好品ばかりを食べる偏った食事は、心身の健康を乱す元になりますが、親ならば子どものために栄養を考えたおいしい食事を用意できますし、さりげないながら最高の応援です。

合格して欲しいからこそ口うるさく言いたくなりますが、あえて勉強をしなさいとは言わないようにします。芸能高校に入るための勉強を十分にすることは、受験をする本人が1番知っていることです。またうるさく言えば言うほど、本人のやる気は反対に落ちていくことがあるので、畳みかけるように口うるさくは言わないようにします。

その代りに勉強をするのに最適な環境を整えてあげると、自然に勉強をしやすくなって気分よく学習に取り組むので、縁の下の力持ちのようなサポートをすることです。

 

本格的なボイストレーニングや演技指導を受けることもできる芸能高校ですが、目指す子どもに親はあたたかいサポートをすることができます。発声練習や演技の仕方などを教えるのではなく、体調を整えるための手助けをするのも良い考えです。

思わず笑顔になるような食事を毎回当たり前のように準備をしてあげると、幸せな気分になってまたがんばろうという気持ちになります。まだ経験の浅い10代だからこそ悩みやすい年頃ですから、無事に入学ができるように何か悩みがあったら、黙って聞き役になってあげることです。

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