芸能学校の通学ペースやコースはどうなっているの?

公開日:2020/04/15  最終更新日:2020/05/15

芸能学校では、通学ペースはどのくらいなのか、コースによっては通いにくいのか、いろんなことが気になるものです。入学する前にはしっかり説明を受けることや、自分のおかれている環境などを考えて入学しましょう

将来の夢や方向性に合わせてジャンルを自由に選ぶ

芸能界で活躍するためのスキルとなる専攻には、とある芸能学校を例にあげれば、総合とセレクトコースの2種類に分けられているようです。具体的には、将来の夢や方向性に合わせてジャンルを自由に選ぶことができるようで、エンターテイメント総合というのが代表コースになります。さらにジャンルを枝分かれさせたのが、ヴォーカリスト総合やエンターテイメント総合ヴォーカルコースなどのマルチに活躍できる専攻です。

一方、セレクトコースは芸能レッスンが週3日あり、普通科目の授業を週5日受ける内容になっているようで、大学に進みたい生徒のバックアップ体制が敷かれているようです。やはり、芸能界というのは厳しい世界だといわれており、表舞台に立てるのはほんの一握りです。芸能レッスンに特化しすぎない、そうしたバランス型のコースになっているのも特徴のようです。もちろん、芸能レッスンを週5日受けられる芸能学校もあります。セレクトできる内容は、声優だったりモデル、ボーカルとダンスなどです。

通学ペースは芸能学校によって異なるものの、もちろん、生徒の自己都合によって選ぶことができる場合があります。それが、通信制(通学型)です。一般の高校と提携していることにより、芸能レッスンや講義などを芸能学校で受けて、レポートやテストなどの教育は提携先となる高校で受けることができます。普通科目が英語や国語なら、専門科目は芸能という両立ができる内容です。

通いにくいのならば通信制というシステムもある

通信制でも通学型では、年に数回はスクーリングが必要になるので、東京在住でないのならば、アクセスできること、宿泊できる施設の確保も必要かもしれません。通信制では、主にテキストなどの教材、タブレット、インターネットを介して授業が進みます。

一方、全日制で通学するならば、1・2限目は授業、3限目はレポート作成、4限目からはダンスレッスンやボイトレ、俳優コースならばステージアクトという授業がおこなわれます。このステージアクトでは、実際の台本をもちいてステージでの演技、表情、動きなどを学ぶ内容で、卒業間際には舞台制作、課題発表もおこなわれます。

週1ペースでもしっかりした学びが提供される

他にも、全日制授業を週5日受け、そのうち普通科目の学習を週3日というペース配分での芸能学校もあります。こちらは、声優タレント科があったり、ゲームクリエイター科などのアニメーションへ強みのある芸能学校で、20種類以上のコースから自由に選ぶことができます。高校での基礎教育を受けながら早いうちから技術を学べる内容です。

もちろん、バックアップ体制が敷かれており、単位取得のための必須課題にはリポート作成や視聴報告書の作成もおこないます。生徒のペースに合わせてサポートするので安心です。

また、専門的な授業を受けてみたい、けれど、通いやすい学費でないのならば諦めてしまう声も少なからずあるようですが、プロが使う設備、プロによる指導という環境で、半年制で15万円という学費で通えるところがあったり、週1コースを提案するなど、夢や目標を諦めさせないバックアップ体制が敷かれているので、まずは、体験入学してみることをおすすめします。

 

東京の芸能学校に進路を決めているのなら、気になるのは通学ペースでしょう。他にもやりたいことがあったり、時間の都合もあるのであれば、全日制のように週5日のペースで通うのも難しいかもしれません。

もちろん、そうした生徒のために3であったり、費用が気になるのであれば週1から通えるところもあります。また、多彩なジャンルを学べる授業もありますし、俳優や声優などの特定したコースでの学びも提案してくれていて、芸能界へのデビューも視野に入れることができるようです。

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