芸能学校進学を親に反対されたらどうする?本気を伝える方法とは?

公開日:2020/05/15  最終更新日:2020/05/18

可愛い我が子を心配するのは親として当然のことであり、芸能界を目指す夢を素直に後押しできないこともあります。綺麗なだけの世界ではないのが芸能界ですが、芸能学校進学を本気で目指すなら自己中心的な一方通行にならないこと、心に寄り添いながら向き合うことも必要です。

キャリアプランや入学の動機を明確に伝える

テレビで見てファンになったアイドルみたいに自分もアイドルになりたい、俳優や女優を目指したいというだけでは、芸能学校進学の反対を簡単に打ち破ることはできません。親は子供よりずっと長く生きてきただけあって世の中の厳しさも知り尽くしているため、憧れだけでは簡単に折れません。

将来的に芸能界へ入りどうなりたいのか、明確なキャリアプランをまとめて話すこと、目指す理由や動機も納得できるように伝えます。専門的な学校で学び芸能界へ入ったら、その後はキャリアをどのようにして積んでいきたいのか、具体的に現実的な計画を提示することです。

漠然と芸能界に入りたいでは、あまり真剣に相手にはされないとしても、芸能学校で学び芸能界へ入って夢を叶えたい、その具体的な部分を伝えることは必要になります。周囲に一足先に芸能学校へ入った先輩がいるならば、その人たちの学校生活や活躍を話してみるのも悪くはありません。将来的には芸能界を目指すことになるので、知り合いの話を出すことで信ぴょう性を帯びるためです。

心配をする気持ちに寄り添うことも必要

やりたいことをやらせたい、できることなら全力で応援をしてあげたいと考えるのが親です。なのに芸能学校への進学に反対するのは、本当にそれが子供にとって幸せになるのか心配だからです。

嫌いだからダメというのではなく、芸能界という場所は一見すると非常に華やかですが、完璧に美しいだけの世界ではありません。表舞台だけではなく社会の裏側も大人は知っているので、安易に不安要素の多い世界への切符ともいえる、芸能学校への進学を後押しはできない気持ちがあります。

どこまでも穏やかに幸福な人生を歩んでもらいたい思いがあるため、その気持ちに寄り添うことも必要です。思っているだけではなくそのことをきちんと口に出して伝えること、自分のことを心から思っていてくれることへの感謝を述べること、感謝なしに話は簡単には進みません。逆を言えば親の気持ちに一歩歩み寄って感謝を伝えることで、お互いの気持ちにも穏やかな変化がみられるはずです。

テレビではタレントがいつも笑っていますが、芸能界は楽しいばかりのところではありません。そうした厳しい面も踏まえて、タフでないとやっていけないことも理解していることも伝え、それでも芸能学校へ入って学びたいことを真剣に伝えます。

芸能学校では何を勉強するのか調べる

ボイストレーニングや演技のレッスンなど、芸能学校では一般の学校ではおこなわない授業もあります。芸能界でスポットライトを浴びる夢を叶えたくて芸能に特化した学校への進学を目指したいものの、親に反対されるようであれば、進学をしたい学校ではどのようなことを学ぶかも伝えることです。

本気だからこそ学校に関しても自分で調べますから、どのような学習をするかも理解をします。親は芸能専門の学校というだけあって、芸能活動に特化した芸能人の仕事をするだけの学びをする場所と思っているかもしれません。

確かに芸能界でやっていくためのトレーニング授業は多いですが、一般的な学校で学ぶ基礎的な勉強もするため、学力が劣るようなことにはならないです。むしろ厳しい芸能界を駆け抜けていくためにも必要な、基礎的なことからしっかりと学ぶことができます。

滑舌の練習や呼吸の使い方を学ぶので人に伝わる話し方ができるようになりますし、あいさつや自己紹介のレッスンもするので、身につけることできちんとした印象を持たれるようになるのもメリットです。

礼儀作法やマナーなども学ぶので、こうした面でも親としては安心の要素になります。子供の夢を親は応援をしたい気持ちがあるので、学校では何を勉強するのかを伝えることはかなり重要です。思いのほかこうした学校は校則が厳しいことも多く、それは芸能学校での勉強をしっかりとできる良い仕組みでもあります。

 

ムキになって我儘を通すような言い方にならないよう、芸能学校への進学を本気で目指したいことを親に伝えるなら、まずは冷静になる必要があります。感情的にならずお互いの気持ちに寄り添うこと、どうしてその学校へ入りたいのか、その後はどうしたいのかまで具体的に伝えることです。

実際にその学校へ通った人がいるなら、その人の話題を出しても構いません。漠然とした内容だと親も不安になりますが、現実的な話を聞けば必ず耳を傾けてくれます。忘れてはならないことは、子供を思っての反対であって、何をおいてもまずは感謝をすることです。

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