芸能学校に特待生として入るメリットとは?デメリットと合わせて紹介

公開日:2022/12/15  最終更新日:2022/12/05


通常の学校でもある特待生入学は、芸能学校でも特待生制度として設けられています。特待生は、将来有望な生徒のことで、学校から支援を受けることができる特別な生徒です。しかし、特待生になる場合、メリットだけでなくデメリットもあります。この記事では、特待生のメリットやデメリットをまとめておきます。

特待生とは

特待生といっても、学校によりどのような条件と補助があるのかは異なります。ある芸能学校では、特待生制度を3種類も受けていて、学費の全額を免除するケースと、半額を免除するケース、10%を免除するケースがありました。芸能学校では、面接と実技のオーディションが行われて特待生が決まることが多いです。

このオーディションで合格すると特待生として入学できます。学校により特待生をどのようにして選ぶのかも異なるので、事前に確認しておきましょう。どのようなケースでも、将来が有望で期待される生徒ということは変りません。特待生で入学すると、学校の期待を背負って入学することになるので、それなりの苦労もあるということです。

特待生として入学するメリット

特待生として入学するとどのようなメリットがあるのでしょうか。メリットをまとめておきます。

学費が安くなる

特待生になることで、学費を抑えることができます。経済的な理由で学費を支払うのが難しいと、芸能学校に行くことを諦めてしまう人もいるでしょう。しかし、特待生で入学できれば夢をあきらめずに済みます。

注目される

特待生で入学することは学校からのプレッシャーが大きくのしかかりますが、その分注目されるので、さまざまなチャンスを得やすくなります。たとえば、オーディションを受けるチャンスも多く得られるでしょう。学校内でも特待生ということで注目されやすくなります。

能力も高めやすい

特待生で入学すると「頑張らなくちゃ」と気合が入ります。自ら努力するようになるので、能力を高めやすくなるといえます。能力を高めることができる優待や環境が与えられるという面もメリットでしょう。

特待生として入学するデメリット

特待生として入学するとどのようなデメリットがあるのでしょうか。デメリットをまとめておきます。

精神的な面でつらいことも

特待生は、優秀であることが求められ続けます。成績がよくなければいけないというプレッシャーは常につきまとうでしょう。とくに芸能学校なので、演技力や見た目なども周りから噂されてしまう可能性がある部分です。特待生と周囲に知られてしまうことで、嫉妬されてしまうかもしれません。

友達と遊びにくい場合も

特待生の場合、成績をよい状態でキープしなければならないので、友だちと遊びにくくなってしまいます。また、特待生ということで周りから少し距離を取られてしまう可能性もゼロではありません。

アルバイトできない場合も

特待生は学校の期待がかかっているため、レッスンもハードになりがちです。オーディションがある場合は、なんとしても合格しようと頑張らなければいけないでしょう。このような点からアルバイトが難しい場合もあります。バイトより学業を優先となってしまうのです。

面倒な役割もこなさなければならない

学校によりますが、生徒会の役員にならなければならないという場合もあります。特待生はみんなのお手本となる生徒でもあるので、お手本となる代表に選ばれることもあるのです。

全額免除ではない場合も

特待生になれば学費が全額免除されると思っている方もいるかもしれませんが、学費が全額免除ではなく、授業料が免除される、入学金だけ免除される、一部免除されるなどがあります。内容をよく確認してからエントリーする必要があるでしょう。

芸能学校の特待生になるためにできること

芸能学校の特待生になるためには、どのような準備をしておくとよいのでしょうか。学校により何を基準に選ぶのかが変わってくるので、入学したい学校の選考基準を確認しておきましょう。多くの学校では、オーディションがあります。オーディションでは演技などパフォーマンスを求められることがあるので、自分にしかできない特技、披露できることがあると有利かもしれません。

また、どうして芸能学校を志望するのかというような志望動機もしっかり考えておきましょう。面接の際に自己PRすることで、特待生として選んでもらいやすくなります。将来どうなりたいのかということもふまえて、芸能学校を選んだ理由を考えてみてください。

まとめ

芸能学校に特待生として入学するメリットやデメリット、特待生になるためにしておきたいことなどをまとめました。特待生は誰でもなれるわけではありません。学費免除があるという点は大きなメリットですが、学校からの期待がかかってしまうので、その点はプレッシャーになるでしょう。特待生制度を利用したい場合は、そういったデメリットもあることを理解して、よく検討してから利用するようにしましょう。

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