先輩に聞いた!芸能学校入学後に大変なこと・苦労したこととは?

公開日:2020/05/15  最終更新日:2020/05/18

これから芸能人になりたい場合には、芸能学校などに入っておくと将来芸能人になりやすいでしょう。ただし、学生生活の良いところだけを見ていても現実を見ることができません。むしろ、大変なことや苦労することも合わせて見ることが重要です。これらを総合的に判断して、学校に入るかどうかを決めた方が良いです。

過密スケジュールになっていること

今まで芸能学校出身の人などにアンケートをとってみると、大変だったことや苦労したことはたくさん出てくるでしょう。その中で、比較的多い回答の1つが、過密スケジュールになりやすいことが挙げられます。

基本的に学校に通っている人の中でも、十分に親がお金を出してくれる人もいるかもしれませんが、芸能人になる学校のように特殊な学校の場合は親が反対しているケースがあります。親が反対していると、学校の費用なども出してくれない可能性があるでしょう。

この場合には、働きながら学校に通うことも考えなければいけません。そして実際そのような人もたくさんいるわけです。このとき、学校に通うときのスケジュールが大変な場合には、生活自体が行き詰まってしまう可能性があります。

もし通う前の段階でどれぐらい学校の時間に拘束されるかなどを確認しておいた方が良いでしょう。学校に入ってから生活が厳しく続けることができないとなれば、将来の可能性を狭まってしまいます。また、将来的に自分の夢を追うといったモチベーション自体もなくなってしまう可能性があるでしょう。

スケジュールに関しては、事前にホームページやパンフレットなどで調べておくことも重要ですが、学校説明会などに出て個別相談のときに聞いてみると良いです。アルバイトをする場合でも、働きながら通う場合でも、無理のないスケジュールで通うのが1でしょう。その方が、長い間通うことができ夢の実現が可能になります。

嫌なことでもやらなければいけないことがある

中学校や高等学校の勉強の中では、自分の好きな科目もあれば嫌いな科目もあったはずです。好きな科目の時間は良いですが、嫌いな科目の時間は授業中眠ってしまったり集中力が続かなくなって飽きてしまった人もいるでしょう。

この点、芸能学校に入った場合には、そもそも勉強内容自体が専門的な勉強で自分の興味のある勉強のため、すべての時間が楽しく感じるとイメージした人も多いはずです。しかしながら、実際に入ってみると自分がやりたくないことも学ばなければいけないことがあります。

例えば、声優になる場合には、いきなりアニメの吹き替えなどをおこなうわけではなくまず発声練習などをしなければいけません。つまり基礎の基礎に関して最初の1年目は学なければいけないわけです。つまり、芸能人や有名人としての裏の部分を知ることになります。この下積みが1年以上続くこともありますので、じっと我慢して耐えなければいけないところです。

2年以上学校に通う場合は、2年生になるとようやく自分のやりたいことができるようになる可能性が高まるでしょう。もちろんそれでも、すべての科目やすべての勉強が自分のやりたいことになるとは限りません。やはり、目をつぶってやらなければいけないこともあり得るでしょう。

自分の実力がわかってしまうこと

芸能学校に入った先輩の中でも、よく聞かれる辛いことの1つが、初めて自分の実力がわかってしまうことです。例えば、中学校や高校のとき、演劇部に入っており演技がうまいと周りから絶賛され、将来芸能人になるために芸能学校に入る人もいるでしょう。自分の演劇を生かし、ドラマなどに出れば主人公になれる可能性もあるわけです。

しかし、学校に入った時点で同じような目標を持っている人がたくさん集まります。そこにいる人は仲間でもありながらライバルなわけです。当然有名人になる人はほんの一握りになりますので、本当に実力がある人が這い上がっていき、実力がない人は実力がある人との違いを見せつけられることになります。

今まで絶賛されてきた自分の演技や声などが他の人より優れていないと感じたとき、自信をなくしてしまうかもしれません。このように、他の能力がある人と比べられたときの気持ちの持ち方が大事になるわけです。自分に足りないものがあると気がついたときは、それを受け入れて他の道に進むことも必要になるでしょう。そのような柔軟性があるかどうかが問われるところでもあります。

 

芸能学校に入学していたとき辛いことや大変なことの1つとして、スケジュールが過密になってしまうことでしょう。特にアルバイトをしながら通っている人は、なかなかプライベートの時間を持つことができないかもしれません。

次に、自分のやりたくないこともやらなければいけない時期があることです。いわゆる、芸能人や有名人の裏の部分も同時に学校に入りながら学ぶことができます。

最後に、他の人との実力差を知ってしまうことがある点です。自分のほうが優れていれば良いですが、そうでない場合もよくあり得ます。このときは自分自身の実力を素直に認めることが重要でしょう。

おすすめ関連記事