外国人留学生でも芸能学校に入れる?入るための条件などを解説!
日本の芸能界は外国人にも人気です。しかし、外国人留学生が日本の芸能界を目指すには、どうしたらよいのかわからないという方もいるでしょう。日本で芸能人を目指すのなら、日本の芸能学校に入るのがベストです。では、外国人留学生が入れる芸能学校はあるのでしょうか?今回は、外国人留学生でも芸能学校に入れるのかについてご紹介します。
外国人留学生でも芸能学校に入学できる?
結論からいうと、外国人留学生でも日本の芸能学校に入学できます。留学生向けコースや留学生向け入学試験がある芸能学校を選びましょう。ただし、各芸能学校によって若干条件が異なるので事前に確認しましょう。
留学生向けの入学試験「AO入学」
留学生向けの入学試験の1つ目はAO入学(エーオーにゅうがく)です。AO入学とは、出願者の人物像を学校が求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決める試験のこと。外国人留学生でもAO入学試験で入れる日本の芸能学校はあります。
留学生向けの入学試験「一般入学」
留学生向けの入学試験の2つ目は一般入学です。一般入学とは、その学校独自で考えた入学試験のこと。学部や学科によって教科、または配点が異なります。芸能学校の場合、その学科で学ぶための適正を確認する試験です。外国人留学生でも一般入学試験で入れる日本の芸能学校はあります。
留学生向けの入学試験「指定校推薦」
留学生向けの入学試験の3つ目は指定校推薦です。指定校推薦とは、学校が定めている指定校の生徒のみが出願することができる制度のこと。現在通っている学校が指定校にされていないと、指定校推薦はできません。
指定校推薦には学校の成績は関係ないです。外国人留学生でも指定校推薦で入れる日本の芸能学校はあります。
留学生向けの入学試験「学校推薦」
留学生向けの入学試験の4つ目は学校推薦です。学校推薦とは「旧推薦入試」のことです。学校推薦とは、現在通っている学校からの推薦で、出願できる制度のこと。学校推薦は、人柄がよく、成績優秀で学校が認めた生徒を推薦するのです。
外国人留学生でも学校推薦で入れる日本の芸能学校はあります。
日本の芸能学校にある留学生でも入れるコースとは?
日本の芸能学校には、留学生でも入れるコースがあります。学校によって違うでしょうが、例を挙げていくと、音楽アーティスト科や音楽芸能スタッフ科、総合音楽学科、ピアノ調律科などの音楽系。
声優芸能科、俳優・タレントコース、総合タレントコース。映像舞台俳優コースや俳優本科コース、ダンス&ボーカルコース、ミュージカルアクターコースなどの演劇系などです。ちなみに日本の芸能学校は、生徒の国籍を問わないというスタンスです。留学生のみを募集しているわけではありません。
入学するために最低でも欲しいスキルや資格
外国人留学生が日本の芸能学校に入学するためには、最低でも欲しいスキルや資格は何でしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
日本語能力試験
日本語能力試験とは、日本語を母語としない外国人の日本語能力を判定する日本語語学検定試験のことです。N1〜N5までの5段階で判定します。最上級はN1です。
日本留学試験
日本留学試験とは、外国人留学生が日本の学校に留学する時に日本の学校で最低限必要になる日本語力、基礎学力を評価する検定のことです。出題科目は日本語・総合科目・数学・理科の4科目です。4科目のうち、1〜3科目までを選んで受験することができます。採点は各科目とも点数方式です。
BJTビジネス日本語能力テスト
BJTビジネス日本語能力テストとは、ビジネスシーンにおいて日本語でのコミュニケーション能力を判断するテストのことです。
対象者は日本以外を母国とする外国人。BJTビジネス日本語能力テストの特徴は、スコア制になっていることです。そのため合否判定はありません。
入学するうえで気を付けるべきこと
外国人留学生が、日本の芸能学校に入学するときに気を付ける点は、芸能界での目的を達成するための努力を怠らないことです。初めて日本に来た外国人留学生にとって、あまりの誘惑の多さに驚くことも多いことでしょう。
それほど日本は誘惑が多い国です。ただし、日本での誘惑に乗ってはいけません。自分が日本に来て、芸能界で叶えたい夢があることを忘れないようにしてください。そして、夢を叶えるために必要なスキルを身につけられるように、努力を怠らないようにしましょう。
まとめ
今回は、外国人留学生でも芸能学校に入れるのかについてご紹介しました。現在、日本のほとんどの芸能学校は生徒の国籍は問いません。あらゆる国からの入学を歓迎しています。また、日本では芸能界の仕事が多いので、コミュニケーション能力とスキルがあれば、ほぼ仕事に困ることはありません。ぜひ、日本の芸能学校への入学にチャレンジしてください。